freee会計の醍醐味「自動で経理」
freee会計を使いこなせるかどうかのポイントのひとつは、銀行口座やクレジットカードの明細を自動同期させて「自動で経理」の機能で取引を登録したり、消込をしたりする部分です。
この同期した明細に自動登録ルールを設定することで、文字通り自動で取引が登録されます。
自動登録ルールでは「取引を推測」するが無難だか…
自動登録ルールのロジックの組み方は、条件設定などEXCELの関数の使いこなしやプログラミング的な思考が必要です。
ある程度慣れるまでは、意図しない取引登録などもされたりするので「上記の条件に一致したとき行う処理」は「取引を推測する」を選択するのが無難です。
推測するであれば、取引登録の候補として事前に登録した勘定科目・品目・部門等が表示され、それを目視で確認してから右側の登録ボタンを押して確定させるというチェックができるからです。
ただ、ある程度慣れてくると、この登録をポチポチ押していく作業が面倒になります。
チェックプロセスが減ってしまう「取引を登録する」の選択
そこで、自動登録ルールの「上記の条件に一致したとき行う処理」を「取引を登録する」に変更すればよいという話なのですが、チェックプロセスが無くなってしまうので意図しない取引を知らずに登録してしまう可能性もあります。
そこで、有効なのがメモタグです。
タグを使いこなせるとfreeeが楽しい
freeeには取引先・品目・部門・メモなどさまざまなタグが用意されています。この使い分けがfreeeの使いこなしを左右するポイントです。
freeeのタグの使い分けに関しては福岡のエンジョイント税理士法人の智原翔悟税理士のnoteが必読です。
取引先・品目・部門などのタグは1つの取引に1タグだけ付与できるのですが、メモタグは複数付与できます。
今回のようなケースでは自動登録ルールで「*自動登録」のようなタグを付与する設定をして、自動登録された取引を後でまとめてチェックするという方式がオススメです。
タグをつけた取引の絞り込みは、取引の一覧・登録画面から検索条件にメモタグ *自動登録で絞り込みです。