ライブラリ

GAS x freeeAPIライブラリのトリセツ「事前準備」

ノンプログラマー(ITを専門職としない人材)が、Google Apps Script(以下GAS)でfreee APIを簡単に操作するためのライブラリを作成しています。

ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会(以下ノンプロ研)で受講したfreee API講座の内容をベースに作成しています。

自分がやりたい作業をどんどんと機能追加をしている段階ですが、そこそこの範囲のAPIをカバーできるようになってきたので、こちら徐々にシェアしていきたいと思います。

注意事項

GAS x freeeAPIライブラリ利用にあたっての注意事項です。

2022/05/23 現在こちらのライブラリはBeta版です(おそらくずっと…)。 本ライブラリを使用したことによって発生したいかなる結果の責任は負いかねますので、使用者の自己責任にてのみご使用ください。

言うまでもなく会計・経理のデータは非常にセンシティブなので、事前にテスト事業所などでしっかりとテストを行った上で利用してください。現状、テスト甘めでアップデートしていっています。

使用者ご自身の経理業務、所属している企業の経理業務、税理士・会計事務所に所属する方が業務で使用する場合は、無償でご自由にお使いください。 その他のケース(本ライブラリを利用して有償のサービスを提供する等)は、事前にご相談いただきますようお願い致します。

必要な事前準備

アプリの作成・連携認証

このライブラリの使用には、freee APIを使用するための連携用のアプリの作成・設定、アプリとGASの認証設定を完了させておく必要があります。公式のfreee Developer Communityにスタートガイドがありますし、私のノンプロ研での講座受講時の講師であるもり@moripro3さんが執筆されたブログもあります。

GASの基礎的な知識

また制御構文・関数・配列・オブジェクト等の基本的なGASの知識が必要です。こちらは、ノンプロ研主宰の高橋 宣成@ntakahashi0505さんの書籍 詳解! Google Apps Script完全入門 [第3版] で勉強するか、ノンプロ研で開催される初心者プログラミング講座GASコースやGAS+freee APIコース(過去2回講師をさせてもらっています)がオススメです。

コミュニティ連携型!ノンプロ向けプログラミング講座&技術ライティング講座開講のお知らせ

ライブラリの使用方法とスクリプトIDの追加

連携認証の作業の中でOAuth2ライブラリの追加をしましたが、同様の手順でGAS x freeeAPIライブラリをスクリプトに追加する必要があります。ライブラリの概要と追加の方法に関しては、「いつも隣にITのお仕事」(通称:隣IT)の以下の記事をご参考に。

【初心者向けGAS】面倒なことはライブラリに任せよう!その概要と追加の方法

GAS x freeeAPIライブラリ スクリプトID

1ElufoYGO1vJKDyGawAvpXjkJ5nlH3846eeAEP1mRfUV1LYk8IwfpAfpX

アクセストークンが取得できれば準備完了!

  • 連携認証
  • ライブラリの追加

が終了すればいよいよGAS x freeeAPIライブラリが使用できます。ライブラリの操作に必要なのは、原則としてアクセストークンのみです。

【はじめてのfreeeAPI】GASでリクエストを送りfreeeの事業所一覧を取得する – アクセストークンを取得する

const accessToken = getService().getAccessToken();

もり@moripro3さんの記事を参考に認証が完了していれば、上記のコードで取得できるようになっているはずですね。

これで事前準備は完了です。

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